【歌詞&和訳】Ogre Battle/オウガバトル(QUEEN/クイーン)

QUEENの2ndアルバム、QueenⅡ/クイーンⅡから6曲目のナンバーです。
QueenⅡはブライアン作品を中心とするサイド・ホワイトと、フレディ作品で構成されたサイド・ブラックが対になっているアルバムです。
CDでは6曲目ですが、レコードではサイド・ブラックの冒頭を飾る曲です。

オウガバトルはまさにクイーンヘヴィ・ロックの真骨頂!
食人鬼が繰り広げる恐ろしい戦いが、キレッキレのフレディのボーカルと、ブライアンのギターによる食人鬼の咆哮で語られます。イントロはなんと逆再生。ぶっちぎりの迫力です。

歌詞と和訳-Ogre Battle/オウガ・バトル

作詞・作曲: フレディ・マーキュリー
初出アルバム: QueenⅡ/クイーンⅡ(QUEENの2ndアルバム)・1973年7月13日発売

[Verse 1]
Now once upon a time-
An old man told me a fable
When the piper is gone-

And the soup is cold on your table
And if the black crow flies
to find a new destination
That is the sign

それはむかしむかしのお話-
老人が僕に教えてくれた寓話
笛吹きが姿をくらまし
テーブルのスープが冷めかけたとき
そして 漆黒のカラスが新たな行き先を目指して飛び立ったとき
それは戦いの前兆となるだろう
 

[Chorus]
Come tonight
Come to the ogre sight
Come to the ogre-battle-fight

さあ 今宵
人喰い鬼をひと目この目に
いざ、オウガバトルに出かけよう
 

[Verse 2]
He gives a great big cry
And he can swallow up the ocean
With a mighty tongue he catches flies-
The palm of a hand incredible size
One great big eye-
Has a focus in your direction
Now the battle is on
Yeah, yeah, yeah,

鬼が一閃 雄叫びをあげれば
大海をも飲み干してしまうだろう
力強い舌で獲物を捕え
この世のものとは思えぬ大きな手のひら
巨大な一ツ目が
おまえに狙いを定めている
さぁ 戦いの火蓋が切って落とされる
 

[Chorus]
Come tonight
Come to the ogre sight
Come to the ogre-battle-fight

さあ 今宵
人喰い鬼をひと目この目に
いざ、オウガバトルに出かけよう
 

[Bridge]
The ogre men are still inside
The two-way mirror mountain
Gotta keep down right out of sight
You can’t see in,
but they can see out
“Keep a look out”
The ogre-men are coming out
From the two-way mirror mountain
They’re running up behind
And they’re coming all about
Can’t go east ‘cos you gotta go south

恐ろしい食人鬼どもは 反射鏡の山の中に潜んでいる
やつらに見つからないよう身を屈めよ
おまえは中の鬼を覗くことができないが
やつらは外の様子を捉えている
“外を見張っていろ”
やがて食人鬼ともは反射鏡の山から姿を現す
そしておまえの背後に回り込み
気づけばぐるりと囲まれている
東へは行くな おまえは南を目指すんだ
 

[Verse 3]
Ogre-men are going home
And the great big fight is over
Bugle blow, let trumpet cry
Ogre battle lives for ever more

やがて食人鬼はねぐらに帰る
大いなる戦いは終わりを告げる
角笛やトランペットがけたたましく響き渡る
人喰い鬼の戦いは永遠に続く
 

[Outro]
You can come along, you can come along
Come to ogre battle

きみも一緒にこないか
オウガバトルに

日本語訳:もふお

曲の解説-Ogre Battle/オウガバトル

サイドブラックの始まりの一曲なので、冒頭にしばし沈黙がある。これはサイドホワイトとの区切りを表しています。
そしてなんとイントロが逆再生!
曲がエンディング部分の逆再生から始まるんです。
曲の終わりの歌詞に「Ogre battle lives for ever more(人喰い鬼の戦いは永遠に続く)とあるので、物語のループを表現しているのかなと思いました。

オウガとはあのオウガ?

いや、どのオウガだよって話ですが、オウガという名前が初めて登場したのはシャルル・ペローの小説「長靴をはいた猫」らしい。
クイーンの初期は童話やファンタジーからテーマを持ってくることも多かったんですね。

オーガogre)、あるいはオグルogre)、オーグルとは、伝承神話に登場する人型の怪物種族である。女性はオーグリスogress)またはオグレスogresse)と呼ばれる。
北ヨーロッパでは凶暴で残忍な性格であり、人の生肉を食べるとされる。一方で、引っ込み思案で臆病という面もある。知性や賢さといったものはほとんどなく、人間が彼らを倒すことは難しくない。また、自由に動物や物に姿を変えることができると言われている。住処は大きな宮殿や城、または地下である。
絵画などでは豊かな髪の毛とぼうぼうのあごひげをはやした大きな頭とふくらんだ腹と強靭な肉体をもつ者として描かれている。

Wikipedia-オーガより

「長靴をはいた猫」 読んだことはあるけどストーリーを覚えてない!って方も多いかと思いますので、ここは私めが文才皆無のあらすじをば。

3兄弟のお父さんが亡くなり、遺産として兄弟それぞれ「粉挽き小屋(お父さんは粉挽き職人だった)」「ロバ」「猫」を与えられた。
三男は「よりによって猫かよ…」と落胆してると、賢い猫は長靴と袋をくれればあなたの役に立つよと言う。
猫は三男が王様に気に入られるように、あれこれ知恵を働かせるんだけど、最終的に三男の新しい城を手に入れるためにオーガ所有の豪華な城に目をつける。
猫はオーガをうまく騙してネズミに化けさせ、ぺろりと食べちゃう。
オーガからあっさり城を奪った猫は三男に献上。三男は王様とお姫様に気に入られて結婚。猫も貴族に。めでたしめでたし!

ファンタジー感あふれる歌詞と曲調

フレディによるサイドブラックは食人鬼の戦いから始まる!
歌詞に合わせて曲調も迫力ある演奏で、激しい戦いを思わせる効果音も表現されています。 盛り上がっていくドラムのドコドコドコドコ…が気持ちいい!

動画-Ogre Battle/オウガバトル

オフィシャルビデオ

この動画はオウガバトルの英語歌詞とメンバーの写真が交互に出てくる作りになってます。
CD音源なので、例の逆再生イントロが聞けますよ!

オウガ・バトルのフレディ

こういう赤っぽいライトに当てられてるとジミヘンのジャケ写を連想しますな。

オウガ・バトルのジョン・ディーコンとブライアン・メイ、フレディ・マーキュリー

貴重なディーコンショット。
この衣装、初めて見た時は聖闘士星矢かと思ってしまったw
ライブ中の美しい写真がこちらで紹介されているので要チェックです!
オデオン座の夜:伝説的なクイーンのライヴを写真で振り返る

真っ白な王子様チックな衣装を着るQUEENの4人

王子様チックな衣装でございます。
乙女ゲームのシチュエーションで出てきそうw

1975年12月24日 ロンドンのハマースミス・オデオンでのライブ

なんだか全体的に緑色の照明です。
間奏がすごくかっこいいのと、曲の終盤のバトール♪のロジャーの高音も素晴らしい!
最後はドラがジャーン。
ドラがジャーンだと横山光輝になっちゃうかw

フレアパンツ全盛期。ブライアン・メイとジョン・ディーコン

この時代はフレアパンツ全盛期ですね。
みんな若くてスリムで足も長いので優雅に履きこなしていますけど、中年になって腹が出たら難しい衣装ですね。いや、それでも着てみてほしいけど。

ハマースミス・オデオンでのクリスマスライブでオウガ・バトルを歌うフレディ

フレディは童話から飛び出してきたかのようです。

1977年6月6日 ロンドンのアールズ・コートでのライブ

出ました。カラフルタイツのご登場です。
このカラフルタイツを見るとドラクエ8のモリーを思い出してしまう…
クリックすると別窓でモリーの画像検索が出るのでぜひ見てみてくださいw
あぁ、怒らないでくだせえ…

フリフリブラウスを華麗に着こなすブライアン・メイ

フリフリのブラウスを華麗に着こなすブライアン先生。
もちろんどんな衣装でも、もじゃもじゃヘアー全開ですよ!

イケメン担当ロジャー・テイラー

イケメン担当ロジャーさまの衣装が見づらいのが悲しい…。

歌詞をど忘れするフレディ・マーキュリー

歌詞をど忘れするフレディ殿下。
しかしこんな非常事態でも堂々としたジェスチャーで何事もなく振る舞っている。(いや、ちょっと焦ってるのか?w)プロですなぁ。
オウガバトルの歌詞は独特な物語調なので覚えにくそうです。

オウガバトルを演奏するジョン・ディーコン

ディーコン!ディーコン!

カラフルタイツのフレディ・マーキュリー

歌詞忘れちゃったよ、ダーリン…

1974年11月8日 ロンドンのレインボー・シアターでのライブ

フレディのメイクがばっちり決まっていてさらに目力が上がっている!

レインボーシアターでオウガバトルを歌うフレディ

サテン調の衣装。着こなすのが難しそうだなぁ。
フレディが着るとバチッと決まるのはお見事。

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FM Montreux Party: Happy Birthday! Freddie has picked his outfit…

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最後は圧巻のキラキラタイツ変態マスク付きで締めますw

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